2021年12月11日
[印度旅行] 92 見張っている疑い⁈【ラーメシュワラム】
宿を見つけて、部屋に入って、身支度を整えていた時、ノックされた。
誰だろう…、心当たりもない。
その部屋の入口ドアの隣りには窓があった。
ドアを開けず、窓から外を覗いた。
そこにはインド人男性が立っていた。
その人は宿探しをしていた時にお寺を案内するとしつこくつきまとってきた勝手にガイド君だった。
「しんどいからごめんなさい」
と窓を閉じた。
「お寺の案内するから、行きたくなったら教えてね」
と聞こえた。
行かないけど…、
「わかった。わかった」
それからノックされる事はなかった。
旅の疲れが溜まっていたようで、その日は部屋にこもっていた。
次の朝、お寺の方面を歩いていた。
親しげな笑顔が近づいてくるのを見つけてしまった。
同じ勝手にガイド君、再び登場
「お寺に行くの?案内するから!」
あえて嫌な顔で
「行きません。ごめんなさい」
散歩もゆっくりさせてもらえない。
スリランカに近づいてみることにした。
それはまた次のお話。