新たな特技
2021年05月09日
[印度旅行] 56 ワザを身につけた【バラナシ】
バラナシ駅には日中の定刻より30分ぐらい前に着いた。定刻より1時間ほど遅れて列車が到着。
もっと待つ覚悟だったので拍子抜け。
列車の寝台席は2Aクラス。良い方から2番目の席。
高額ツアーなので当たり前である。
がしかし、客層が以前の3Aクラスっぽい気がした。
そんな事は私には関係がなく、持ってきていた小説を読んで過ごした。
その小説は厚めの文庫本で長い旅の友として1回読めたらいいだろうと持って来た。
ところが、この旅行で2週間ほど経ったこの時 1回目は読み終え、2回目も読み終えていた。
他にする事もないので、もう一度始めから読む事にした。
列車の中では話しかけられることが多い。
なかなか 一人にさせてもらえない国で、放って置かれる状況は嬉しいような寂しいような、でもその時は一人でいることを欲していた。
2Aクラスだったからなのか、本を読むと一人にさせてもらえた。
新たな特技(一人にさせてもらう為に本を読む)を身につけた気分。
長距離を走る列車は次第に暗くなった町にある線路の上を突き進んでいた。
いつもは列車の中で、目的地を周りの人に伝えまくって駅に止まる度にここはどこなのかと質問している。
寝静まっている中 聞きにくい
落ち着かない時間を過ごした。
ハリドワールには早朝…といっても日の出前に到着した。降りようとしたらタクシーの運転手さんが列車の中まで探しに来てくれた。
流石、高額ツアー!
こんなことなら、もっとゆっくりしておくんだった。
タクシーでリシュケーシュに到着。
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nazekaindoka at 11:30|Permalink│Comments(0)